社員を巻き込んだ行動指針のデザインプロセス

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はじめに

アランは2018年度になり、ミッション/バリューの刷新を行いました。そのミッションやバリューを運用していく中で見えてきた課題があり、約2ヶ月という期間をかけて新たに「行動指針」を創りました。

以前のブログでどういった行動指針を創ったのか?を述べましたが、今回はその背景として、どういった思想を大事にして行動指針をデザインしていったのか?をまとめたいと思います。

なぜ行動指針を作ったのか?

ーどうして行動指針が必要だったのか?という問い。2018年度にバリューを刷新してからというもの、普段の実務やその中でのコミュニケーション、1on1での対話などを通して、バリューが抽象的ゆえに、具体的な日々の行動に落とし込めなかったという課題が立体的に見えてきました。

アラン・プロダクツでは、ミッション:「人が変わる」を創造する、を実現するために組織の理想から逆算して、こうあるべきという価値観となるバリューを設計しましたが、そうした組織の価値観は、日々の行動や言動から形作られていくものです。

組織で話し合いをしていると、よく「意識の低さが問題だよね」という話に帰結されがちですが、そうではなく、どういう行動が生まれれば、理想とする価値観や意識を醸成していくことができるだろうか、と問いを置き換える必要がありました。

なぜ全員を巻き込んで作っていったのか?

そうした背景から、代表の花房と経営企画の荻原、サービスデザイナーの川地の3名を中心として、行動指針をデザインするというプロジェクトが立ち上がりました。
プロジェクトのWHYが共通認識として持てた次のステップとしては、 HOW=どのように進めていけばよいのか?です。
議論の中でプロセスにおける必要要件としては、下記2つがあげられました。

  • 全メンバーが策定に携わったという行為主体性の最大化
  • ミッションバリューとの紐付きの強さの理解の最大化

全メンバーが策定に携わったという行為主体性の最大化 ・ミッションバリュ
現場レベルで日々のメンバーの行動に直結する指針となるため、メンバーが納得感をもてること及び、本来の目的であるバリューの体現に結びつくことが重要となるために、メンバー参加型のプロセスで実現しようとなりました。

例えば、バリュー体現のために望ましい行動とは?バリュー体現のために毎日みられるべき行動とは?バリュー体現を考えた時、こんな行動はダメだ、という最悪の行動は?のような問いについて自ら考え、他者に語り、また他者の意見を受け入れる対話の機会があることが内在化をするために必要でした。
そうした対話を通しながら、バリューや必要となる行動についての理解が深められるのではないか、ということで指針をつくるための要素抽出に加えて浸透施策としての位置づけを重んじています。

具体的に、どう作っていったの?

大まかには、下記のようなプロセスを踏んでいきました。

最初のワークショップでは、行動指針を検討するための材料を集めることをプロジェクト上のゴールに、また参加したメンバー側のゴールとして「バリューに対してどういう行動が必要なのか内省できる」ことをゴールに置きました。

ワークショップでは、自分の価値観を表現するモノを紹介ワークによる、自身で語り受け止めてもらう土壌づくり、他者の考え方の違いを理解する空気の醸成から始まりました。


その後は、本ワークにて「バリューを体現している理想の人物である”ALANさん”は、日々どういう行動をしているだろうか?」という問いからバリューごとに行動を発散し、グループをまとめ、抽象化していくという流れ。最後にワークショップでの気付きともやもやが残った点を内省してもらう時間を取りました。



(真ん中がグループ毎に描いたALANさんのイメージビジュアルです)
このようなワークショップを経て、

  • 「3つのバリューの理解が自分なりに深まった」
  • 「他の人がバリュー体現のために何をしようと考えているか知れた」
  • 「なんとなく思っていたことが具体的な行動イメージとしてわいてきた」

のようなフィードバックが得られ、意義あるワークショップになったかと思います。

そこから、プロジェクトメンバーで集まった材料を再度、構造化して要素を抽出した上で、経営陣が必要と考える行動指針を出してもらい、更に発散していきます。
これからの組織がどうあるべきか?という経営陣のもつ視点と、現場でのメンバーからの視点をうまく発散・収束を繰り返して織り成していくことで、要素を磨き上げました。
最終的に、プロジェクトメンバーで再度コピーを練った上で、全体からフィードバックをもらうことを繰り返してコピーを仕上げていきました。



(考えたコピーは大きく貼り出し可視化することで議論を促します)
そこで最終的に下記の9個の行動指針が打ち出されました。

プロダクトホリック

  • 0次情報まで取りに行け
  • 前提を大いに疑え
  • まず実験から始め アートで終われ

チームアラン

  • お互いの「すごい」を見出そう
  • ムカついた時こそ自分から変わろう
  • 褒める人って超イケてる
  • その「シェア」がチームを変える

1day1%

  • 迷ったら野心的な道を選ぼう
  • 自分の「一番のトレーナー」は自分であれ

今後の展望は?

行動指針は策定できましたが、これはサービスやプロダクトと同じで創ってからようやくスタート地点となるものです。

  • どうしたら行動指針を浸透させられるか?
  • どうしたらより必要な行動を促せるか?
  • 策定した行動指針を評価制度に組み込むには?

など考えることは多々あります。また、1度策定して終わりではなく、今後常にアップデートしていくべきものです。必要な指針は、その組織の現状やそれを構成するメンバーの変化、理想との乖離などあらゆる変数を加味して柔軟にリデザインされる必要があります。まさにサービスと同じく、継続的な改善を施すべきものとなります。

そうした前提の元、まずは指針にならい日々の行動を意思決定し、バリューを体現できる強固かつ柔軟な組織にしていくことに、全員でコミットしていきたいと思います。

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ALAN PRODUCTSは、このようにカルチャーを重視して全員で第2創業に向かっている真っ只中。主体的に、自己変革・事業を通した社会変革・それらを実現する組織変革、そうした「変わる」を創造していきたい方にはうってつけの環境です。興味があればまずは気軽にお話しませんか?

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